2026年8月17日

こんにちは、高槻リンク歯科です。「気づくと口が開いている」「寝ているときに口呼吸をしている」といったことはありませんか?
口呼吸は、鼻づまりなどによって一時的に起こることもありますが、習慣的に口呼吸を続けていると、口の中が乾燥し、虫歯や歯周病などのトラブルにつながることがあります。特に成長期のお子さんでは、歯並びや顎の発達にも影響する可能性があるため注意が必要です。
口呼吸で虫歯や歯周病になりやすくなる?
口呼吸をすると、口の中が乾燥しやすくなります。
唾液には、食べ物のカスや細菌を洗い流す「自浄作用」や、虫歯菌が作り出した酸を中和する働き、歯の表面を修復する働きなどがあります。
ところが口呼吸によって口の中が乾燥すると、唾液の働きが十分に発揮されにくくなります。その結果、プラークが付着しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
また、口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなり、口臭の原因になることもあります。
子どもの口呼吸は歯並びにも関係する?
成長期の子どもでは、口呼吸が歯並びや顎の発達に影響する可能性があります。
本来、安静時には舌が上あごに位置し、唇を閉じて鼻で呼吸する状態が基本です。しかし、口呼吸が習慣になると、舌の位置や唇、頬の筋肉のバランスが変化することがあります。
そのため、口呼吸だけが原因とは限りませんが、歯列や顎の成長に影響し、歯並びの問題につながる場合があります。
「いつも口が開いている」「口を閉じると苦しそう」「寝ているときに口呼吸をしている」といった様子があれば、一度歯科医院などで相談してみるとよいでしょう。
口呼吸の原因は?
口呼吸にはさまざまな原因があります。
代表的なものとして、アレルギー性鼻炎や花粉症などによる鼻づまり、扁桃やアデノイドの肥大などが挙げられます。また、口周りの筋肉の使い方や習慣が関係している場合もあります。
そのため、口呼吸を改善するには「口を閉じるように意識する」だけではなく、なぜ口呼吸になっているのかを確認することが大切です。
口呼吸が気になる方は早めのチェックを
口呼吸は自覚しにくく、本人が気づかないまま習慣になっていることもあります。
口の乾燥、口臭、虫歯、歯ぐきの腫れなどが気になる場合や、お子さんの口がいつも開いている場合には、一度歯科医院で口腔内の状態を確認してもらいましょう。
必要に応じて、鼻や喉の状態について耳鼻咽喉科への相談がすすめられることもあります。
**口呼吸は「呼吸のクセ」と思われがちですが、口の健康にも関係する重要なサインです。**日頃から鼻で呼吸できているか、口が開いたままになっていないかをチェックしてみましょう。