2026年8月18日
こんにちは、高槻リンク歯科です。「乳歯が抜けたのに、なかなか永久歯が生えてこない」「左右で歯の生え方が違うけど大丈夫?」と心配になったことはありませんか?
永久歯の生え変わりには個人差がありますが、場合によっては歯が生えてくるのを邪魔する原因が隠れていることもあります。今回は、永久歯がなかなか生えてこないときに考えられる原因について解説します。
永久歯が生える時期には個人差があります
永久歯は一般的に6歳頃から生え始め、12~13歳頃までに多くの歯が永久歯へと生え変わります。
ただし、歯が生える時期には個人差があるため、「周りの子より少し遅い」というだけで、必ずしも問題があるわけではありません。
一方で、乳歯が抜けてから長期間経っても永久歯が生えてこない場合や、左右で明らかに生え方が違う場合には、一度歯科医院で確認してもらうことをおすすめします。
永久歯が生えてこない主な原因
① 永久歯が生えてくるスペースがない
顎の大きさに対して歯が大きかったり、歯並びが狭かったりすると、永久歯が生えるためのスペースが不足することがあります。
この場合、永久歯が本来の位置からずれて生えたり、歯ぐきの中にとどまったりすることがあります。
② 過剰歯が邪魔をしている
本来の歯の本数より多く歯ができる「過剰歯」があると、永久歯の萌出を妨げることがあります。
特に上の前歯付近に過剰歯ができると、前歯がなかなか生えてこない原因になることがあります。
③ 永久歯の向きや位置に問題がある
永久歯が通常とは異なる方向を向いていたり、歯ぐきの中で位置がずれていたりすると、うまく生えてこないことがあります。
このような場合は、レントゲンや必要に応じてCTなどの画像検査によって、歯の位置や向きを確認します。
④ 乳歯が残っている
永久歯が生える時期になっても乳歯が抜けずに残っていると、永久歯の正常な萌出を妨げる場合があります。
乳歯がぐらぐらしているもののなかなか抜けない場合や、永久歯が乳歯の横から生えてきた場合などは、歯科医院で確認してもらいましょう。
⑤ もともと永久歯がない
まれに、永久歯が生まれつき存在しない「先天性欠如」がみられることがあります。
乳歯が長く残っている場合には、永久歯がまだ生えてきていないだけではなく、永久歯そのものが存在しない可能性もあります。
「なかなか生えてこない」と思ったら
永久歯の生える時期には個人差がありますが、乳歯が抜けてから長期間経っても生えてこない、左右で生え方に大きな差がある、永久歯が変な方向から生えてきたといった場合には、一度歯科医院を受診しましょう。
早い段階で原因を確認することで、永久歯の位置や歯並びへの影響を抑えられる可能性があります。
特にお子さんの場合、「そのうち生えてくるだろう」と長期間様子を見るのではなく、定期検診の際に永久歯の生え方をチェックしてもらうことが大切です。